蟹べこの旅備忘録

本州北端の限界過疎集落から海外に高跳びした備忘録など

【2018年まとめ】地方空港からJGCを目指してみた

青森の北端にある僻地からこんばんは。

 

早速ですが、JGCことJAL GLOBAL CLUBに入会するために、いわゆる「修行」は色々な人がやっているので、東京や大阪などの大都市圏発着の修行は色々と参考になるのですが、いかんせん地方空港からのJGC修行に関しては殆どネットでも情報が無いので、せっかくですからまとめておきます。

 

JGCの詳細はこちらからどうぞ

www.jal.co.jp

 

要は飛行機に乗りまくって、上級会員サービスを半永久的に受けるために修行をしてポイントやら回数を稼ぐという一種の趣味です。飛行機に乗るのにラウンジで一服もいらないし、優先搭乗も別にいらないって人は特段旨味がありません。

というか、海外に年に数回行く人だとある程度の恩恵を受けることが出来るのかなと思いますが、国内だとそこまで恩恵が無いかもしれません。

なおベースの青森空港ラウンジはシャイニーのりんごジュース飲み放題で結構いいですよ。アオレン派もいるので宗教戦争にはなりそうですが(笑)

 

JAL上級会員の基準(JALHPから引用)

 

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とにかく金を払って乗りまくれば上級会員になれるのですが、乗るだけではJGCにはなれません。上級会員になったところで1年間しか有効ではないので、JALカードのCLUB-Aカード以上を保持することが条件になります。JALカードのプロパーでないとCLUB-Aカードは保有できないので、例えばVIEWカードにJMB付帯とかであれば作り直しです。

ちなみに必死に3万FOPを稼いだところでJGCにはなれず、クリスタル会員止まりになってしまいますが、クリスタル会員のメリットって殆ど無いに等しい(ラウンジにも入れない)ので、やはりサファイア以上の5万FOPか50回が目標になるかと思います。

一回JGCになってしまえばJALカードを解約しない限り半永久的にステータスは保持されますので、頑張って一年間で5万FOPとJALカードCLUB-Aを目指しましょう。

 

■地方空港発はコスパが悪い

大都市圏発着だと例えば羽田→沖縄がウルトラ先得で8980円~と驚異的な運賃で発売されているので、割とコストが掛からずにJGC入会が出来ると思いますが、地方の人は地方空港を脱出するだけで割と値段が張ってしまうのでコストがかかります。

実際2018年締めで約73万円のコストが掛かったので、ぶっちゃけな話コスパ悪いと思います。

 

特に青森空港は昔のJAS時代からドル箱路線なので値段が地方空港の中でも高め安定(最近はようやくウルトラ先得で1万円弱が出始めた)です。これは非常に困るわけですが、計画を年始から立てはじめて後は予算と休みのご相談で無理矢理乗り切った次第です。

 

2018年の頭には夜行バスで東京まで出てそこから修行開始という案も計画しましたが、結局青森~東京間を移動するのであれば飛行機に乗ってポイント稼ぎをしたほうがマシという結論に至りました。そこまで無闇矢鱈に休みも取れないですし…

 

■運賃種別は要検討

当然ウルトラ先得やら特便割引やら様々な割引種別がありますが、ほぼ最安値の先得系ですとFOPの積算率が半分ぐらいになってしまいます。青森空港ベースですと、羽田行きの便であれば数千円の上乗せで特便割引がありますので、こちらのクラスJが最大限FOP効率を上げる唯一の方法になります。

伊丹行きは先得系と特便系の値段差がかなり開きますので、素直に先得系で抑えて当日アップグレードの方がいいと思います。

ここはFOPでJGCを目指すか、回数で目指すかで大きく変わってくるところですので、東京出張が月数回あるというのであれば回数クリアで最安値で抑えてしまったほうがいいかもしれません。

 

■実際の2018年実績表

あれこれ文章でまとめてもピンと来ないと思いますので、実際の実績を表にしましたのでご覧ください。運賃0円は国際線区間でトータル運賃として算出しているものと、飛行機の欠航で振替になったものがあります。

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実績はJMBサイトから確認できますが、2018年12月31日をすぎるとFOP実績がものの見事に消え去って、JMB運営事務局でもデータを保持していないとのことですので、これからチャレンジする方は実績表をご自身で作成されたほうがいいかと思います。

発 地 着 地 運賃種別 運 賃 搭乗回数 積算マイル 積算FOP FOP効率 FOP累計
1 AOJ HND FLEJ 16,490 1 380 1,008 0.00 0
1 HND TPE M 72,830 2 1,563 1,797 0.00 2,805
1 TPE HND V 0 3 1,496 1,398 0.00 4,203
1 HND AOJ C 0 4 493 1,116 0.00 5,319
2 AOJ HND F1AJ 16,490 5 380 1,008 16.36 6,327
2 HND AOJ F1AJ 16,490 6 380 1,008 16.36 7,335
3 AOJ CTS S28 9,200 7 182 230 40.00 7,565
3 CTS AOJ S28 9,200 8 182 230 40.00 7,795
3 AOJ HND F1AJ 16,490 9 380 1,008 16.36 8,803
3 HND AOJ A1AJ 16,490 10 336 938 17.58 9,741
5 AOJ CTS S28 11,150 11 182 230 48.48 9,971
5 CTS AOJ S28 11,150 12 182 230 48.48 10,201
6 AOJ HND C 0 13 448 1,188 0.00 11,389
6 HND DOH N30 93,500 14 1,543 1,543 0.00 12,932
6 DOH JMK N30 0 15 527 527 0.00 13,459
6 ATH DOH N30 0 16 541 541 0.00 14,000
6 DOH HND N30 0 17 1,543 1,543 0.00 15,543
6 HND AOJ C 0 18 448 1,116 0.00 16,659
6 AOJ HND F3B 16,790 19 336 938 17.90 17,597
6 HND AOJ F3BJ 18,290 20 380 1,008 18.14 18,605
7 OKD MSJ F1C 17,800 21 146 634 28.08 19,239
7 AOJ HND C 27,550 22 448 1,188 0.00 20,427
7 NRT SIN E/S 0 23 3,726 2,884 0.00 23,311
9 SIN HND S 0 24 3,726 2,884 0.00 26,195
9 HND AOJ C 0 25 448 1,188 0.00 27,383
7 AOJ HND FLEJ 18,290 26 471 1,008 18.14 28,391
7 HND OKA FLEJ 20,490 27 1,296 2,072 9.89 30,463
7 OKA ITM FLEJ 14,900 28 973 1,656 9.00 32,119
7 ITM OKA FLEJ 14,900 29 973 1,656 9.00 33,775
7 OKA HND S55J 10,190 30 1,542 1,672 6.09 35,447
7 HND AOJ TOWJ 19,920 31 611 988 20.16 36,435
8 AOJ CTS OWN 9,800 32 237 706 13.88 37,141
8 CTS ITM OWNJ 0 33 1,136 1,666 0.00 38,807
8 ITM KOJ OWNJ 8,900 34 561 924 9.63 39,731
9 KOJ ITM S55 11,300 35 465 560 20.18 40,291
9 ITM AOJ S55J 11,400 36 820 890 12.81 41,181
9 AOJ HND F1CJ 20,290 37 471 1,008 20.13 42,189
9 HND AOJ F1CJ 17,790 38 471 1,008 17.65 43,197
10 AOJ HND F1CJ 18,790 39 471 1,008 18.64 44,205
10 HND AOJ F1CJ 17,790 40 471 1,008 17.65 45,213
12 AOJ HND Y 0 41 734 1,116 0.00 46,329
12 HND DOH N 144,570 42 1,543 1,543 0.00 47,872
12 DOH PRG N 0 43 786 786 0.00 48,658
12 MUC DOH N 0 44 802 802 0.00 49,460
12 DOH HND N 0 45 1,543 1,543 0.00 51,003
12 HND AOJ Y 0 46 734 1,116 0.00 52,119
ボーナス 5,000 57,119
合  計 729,230 46 37,507 57,119 11.72 57,119

 

運賃種別は特便割引等々ではなく、実際にAXESSで入力するフェアタイプで入れてありますが、なんとJALさんは一般向けに公開しているので下記の通りです。クラスJはフェアタイプの後ろにJをつけています。また、国際線の切り込みでクラスJ当日アップグレード分はフェアタイプCとして表記しています。

 

www.jal.co.jp

 

コスパを少しでもよくする方法

どうしても運賃が高くなってしまう地方空港ベースの修行ですが、JALのマイルで特典引換にするとFOPの積算もマイルの積算も0になってしまいます。

ただし、JAL eポイントというマイルから変換出来るポイントを使うと、通常の積算運賃として計算されるので、ある程度のマイルが貯まればeポンに変換して航空券を購入するのが一番いいと思います。

実際、上記の表のうちシンガポール一丁はeポンに変換して5万円分捻出しているので、実質的な負担額が燃油サーチャージ+空港諸税等+αの27,550円で修行出来ました。

 

当然飛行機に乗ってマイルを貯める正攻法でもいいのですが、飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる(陸マイル)ので、例えばアマゾンで買い物するときはJALのマイル提携先から飛んで買い物するとか、ホテルも同左、日々の決済系をJALカードに集約してJALカードのショッピングマイル、更にコンビニはローソンでPonta提示でPontaからJALマイルに変換等々、一旦すべてのポイント系をJALマイルに集約することからはじめてしまえば割と貯まりやすいと思います。実際かなりガメつく陸マイルで稼ぎまくったので、実際の搭乗マイルよりも効率的にマイルを貯めてeポン変換をしたのではと思います。

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本当にチマチママイル稼ぎをしていますが、地方空港ベースのコスパの悪さを少しでもマシにしたいので、とにかく稼ぎます。根気強くやらないといけませんが。

なお、eポンはある程度のマイルで一気に変換率がよくなるので、下記をご確認ください。

www.jal.co.jp

 

10,000マイル=15,000ポイント(15,000円相当)で1.5倍は結構いいと思います。

 

■やってみての感想

金が掛かるの一言に尽きます。

が、海外に行くことが好きであれば、弾丸シンガポールなんかも楽しむことが出来ますし、修行と言いつつ何だかんだで楽しく旅行した1年となりました。

ラウンジサービスはもともとプライオリティパスホルダーだったので、特段メリットは無いように見えますが、航空会社ラウンジは上級会員限定になるので、ラウンジ巡りでコストの回収を長い目で見ていけばいいのかなと思います。空港の中のレストランはかなり高いですしね。

 

実のところ、数年前までFOPは一切付与されないワケアリな仕事をしていたので、日系ではないスカイチームの上級会員でしたが、今は喪明けできちんとJGCになれているので、修行をやってみました。会社から呆れ顔されましたが…

 

(追記)クレジットカードがブラックなのではなく、入会資格でアウトだった訳ですが、それらの関係会社の区分が広すぎて駄目でした。ほぼタダで乗せてもらってたので何も文句は言えません(苦笑)

>入会資格より

 

地方空港ベースのハンデを背負っていますが、苦にならないようにメリハリある計画をするのが一番いいと思います。修行は楽しんでナンボです!

 

 

2018エーゲ海バカンス(その6)

いいところまで記事を仕上げておきながら、とんでもなく忙しくて放置していました…

 

2018/6/6

ギリシャ最終日です。せっかくギリシャに来たならばアテネの遺跡なんかを見ておきたいと思ったので、飛行機を夕方便にして明るい時間は観光することにしました。

ホテルの朝食はルームサービス。今回の旅は貧乏旅行のはずですが、朝食は全てルームサービスでした。お部屋でゆっくりお召し上がりくださいというスタイルが多くて、一人旅に寛容なお国柄だなと思います。

 

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ホテルで荷物を預かってもらい、目指すはアクロポリスの丘。街の中心から程近い丘にあるので、地図を見なくともすぐ先に見える丘を目指せば辿り着けそう、とものすごく適当な発想で歩きます。

交通機関を使ってもいいのですが、ここは夏のアテネ。サンサンと降り注ぐ南欧の太陽光を浴びながら散歩気分でブラブラするのもありです。水も安いし。

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しかしこの国は非常に猫が多いです。餌ちょうだいってすり寄ってくるんですが、あいにく貧乏旅行中で君たちと同じ捨て猫みたいな日本人なのであげられません。

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アテネの街は壁に落書きが多いのですが、露天商が壁を利用してTシャツを売っていたり、落書きなのにアート並みに上手い絵だったりと面白いです。

海外を旅していると、壁落書きは高頻度で見るのですが、お下品な単語もあれば、政治主張もあれば、ただ単に思い思いなアート的な何かもあったりと見て面白いですよ。

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歩くこと2時間、ようやく丘の近くまでやってきました。

狭い路地にタベルナが並んでいたりしますが、平日の昼前でゆるーい時間が流れています。よくも悪くもそういうお国柄ですし、朝から晩まで忙しい日本から見るととてもうらやましい光景でもあります。

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丘の上に行くのには流石に道看板どおりに行かないといけないので、ひたすら丘を登り続けます。といってもなだらかな道を登るだけなので全然苦労しませんが。

途中にアクセサリーとか似顔絵とかの露天商がいたりして声をかけられますが、いかんせんギリシャ語で声をかけられてもわかりません。

丘を登りきった先はアレオパゴスの丘です。アテネの市内が一望できる見晴台ですし、後ろを向くとアクロポリスの丘が見えます。人が入れ代わり立ち代わりで出入りが激しいですが、岩が靴で磨かれてツルッツルになっているので、ゆっくり丘の先まで行ったほうが無難だと思います。

あと、水売りの人がいますが、ここで水を買っておくことを激しくおすすめします。

というのも、この先は売店が一つしかない上に、めちゃくちゃ混んでいるので熱中症になるよりかは1EURの水を水売りのおばちゃんから買ったほうがマシです。

一応きちんと冷やした水ですし、そこらで売っているペットボトルの水なので、特段心配はいらないと思いますが…

 

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お世辞にも要領がいい国ではないので、アクロポリスの丘の入場券売り場は30分待ちぐらいでした。37度の炎天下で待つのは本当にしんどかったですが、日本から麦わら帽子を携えて行ったので麦わら帽子は必需品。ついでに家にあった適当な団扇をリュックに入れていたので、徐にリュックから取り出してパタパタ仰いでいたら何故か注目の的で貸して貸してと面白がられました。そういえば団扇とか扇子は日本文化、ぜひ日本の観光庁あたりは欧米で日本誘致キャンペーンをやるときは団扇なんかを販促品で配ったら喜ばれると思いますがどうでしょうか???

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ちなみにアクロポリスの丘(世界遺産エリア)に入場する際にいくつかチケットがあるのですが、アクロポリスの丘だけサクッと見るのであれば一番安い20EURのチケットで問題ないと思います。貧乏旅行だと結構しんどい値段ですが、まあ「ギリシャに行ったか」と言われれば「行った」と言えるような観光地がアクロポリスの神殿なのでなけなしの現金でお支払いです。

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入場券売り場の近くに唯一の売店があるのですが、フローズンレモンジュースが酷暑の身体に染み渡ります。この先は一切売店どころか水分補給出来るところが無いので、しっかり水分補給をしたほうが色々吉だと思います。

いかんせん灼熱地獄で太陽を遮るものが一切ないので…

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イロド・アティコス音楽堂

世界最古のフェス会場とのことですが、実は現役だそうで。

時代を超えて今もフェスがバンバン開催されるのはロマンがありますね。ぜひこういうところでライブを聞いてみたいです。

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パルテノン神殿

ギリシャと言えば、的なギリシャで一番有名だと思われる遺跡ですが、大絶賛工事中というか財政難で工事中断中(苦笑)

足場はそのままだし、石を送る機械もそのままなので、魅力が9割減な気もしますが、これいつになったら修繕終わるのでしょうか。旅行会社で企画担当していたときから工事していたような・・・

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丘の一番奥にはギリシャの国旗がなびいていました。雲ひとつ無い快晴にギリシャの国旗は爽やかで映えますね。やっぱり南欧は快晴で暑いのが一番です。

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アクロポリスの丘から見たアテネの街並み

ギリシャの首都ですが、近代的な中に紀元前が融合する不思議な街。地下鉄の駅に遺跡が堂々と鎮座していたり、近代的なビルの隙間に遺跡があったり、都市開発は非常に難しくてコストが掛かりそうですが、上手い具合に紀元前と現代が同居している面白くて不思議な街という印象でした。

いつぞやから財政難で過激なデモやEU内で色々とありましたが、今は落ち着いていますし、観光客に優しい散歩にちょうどいい都市です。

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うーんこのクレーン・・・

自撮り棒でセルフィーするカップルとかがたくさんいますが、全く関係ないので一眼で写真を撮っていると私達撮ってって声を掛けられてしまうのでもどかしいところ(笑)

まあ別に撮ってあげるのは問題ないので、何組かの記念写真を撮ってあげました。

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日本みたいに頻繁に地震があると即倒壊しそうな構造ですが、この辺はめったに地震が起きないのでこんな感じで保存が出来るんですね。

クレーンやら足場やらが写らない構図を探すのに結構難儀しました。

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NikonのD4sに14-24f/2.8で撮影していますが、逆光下でしっかりと空色を保持しながらシャドウも潰れないのはさすがの一言に尽きます。カメラだけはそこらへんの貧乏旅行人よりもガチで構えてしまうのが悲しい性。

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一通りパルテノン神殿アクロポリスの丘を見きったので、下の街に降りてきました。ギリシャと言えばオリーブの木が有名ですが、当然街の街路樹もオリーブの木です。

オリーブといえばオリーブオイルが有名ですが、オリーブの木で作る木工細工なんかも非常におすすめ。お土産でオリーブの木スプーンと灰皿を買いました。職人さんのハンドメイドなので、形とか色合いが色々あって見ているだけで面白いです。

その他に革製品なんかもお手頃価格で買うことが出来るので、下手に空港で買うよりも市内のお店でゆっくり見ながらお買い物がいいと思います。

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恐らく混んでいそうという勝手な思いでだいぶ時間をずらして14時前にお昼ご飯にしたのですが、結構混んでいました。せっかくなのでタベルナでランチセットのガチョウ焼きを食べることにしました。テラス席は喫煙可なので思う存分タバコ吸えますし最高なんですが、このテラス席普通に道路上なんですよね。さも当たり前のように店の敷地として使っているの面白いです。

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お隣はフランスからバカンスでやってきたご夫婦。鉄道マンらしく色々とお話をしました。昼からワインだビールだ堂々と飲めるのがヨーロッパのいいところですね。

そして炎天下歩いてカラカラの喉をビールで潤すのが最高すぎます。フランスにもまた行きたいですね。

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お昼ご飯の後は更に街を歩きます。手品師だったりハーモニカおじさんだったり、買い物をしなくとも楽しめるのがいいところ。歩行者天国なので、ゆっくり散策が出来るのもいいですね。

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リングパンの屋台なんかもありました。買い食いも出来るので、メインストリートのプラカ地区はゆっくり手ぶらで歩くのもありです。ただしスリが多いので、カバンとかリュックを持っている人は必ず前に抱えて用心してください。

 

ということで、半日でアテネをざっくり徒歩で散策しましたが、ホテルの女将さんにご挨拶をして荷物を受け取り、シンタグマ駅から地下鉄で空港へ向かいます。

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券売機の前にスト予告が貼ってあって、ほーんストライキですかと相変わらずな印象です。ギリシャは本当にストライキが多い。日本にいると滅多にないですが、ギリシャは毎週スト決行している印象です。

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で、空港行きの地下鉄に乗ったはいいのですが、数駅過ぎたところで突然肉声放送が入り車内がざわめき始めて、あまりにおかしいので隣のアテネ美女(?)に聞いたら「次の駅でストライキだからこの電車は運行中止ですってアハハ(意訳)」とのこと。

おい8日にストじゃねーのか!!!と切れている暇も無く、駅に着くなり電気消して全員降ろされてしまいました…

結局この地下鉄はさっさと引上線に引きこもってしまい、全然空港じゃない地下鉄の駅で宙ぶらりんになってしまいました・・・恐るべしギリシャ・・・

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20分ぐらいしたところで、別組合の乗務員で運転する空港行きの地下鉄が来ました。これ飛行機の時間に相当余裕を持って利用しないと突然ストライキ宣告されて搭乗出来ませんでしたって有り得そうなので怖いです。

日本の感覚で時刻通りに列車が来て、きちんと行き先まで動くという当たり前を根本から覆されるので面白いイベントと言えばそうなんですが・・・

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お帰りもおなじみカタール航空アテネ線は妙に力を入れていて3本/日運行されているでアクセスしやすいですね。ATH→DOHは中国人団体でフルブッキング、機内は動物園状態でお湯を貰って突然自前のカップラーメンを食べ始めるおばちゃんがいたりとCAも苦笑いしながらのフライトでした。

というか機内食のバターだチーズだを全部カバンの中に押し込むの流石すぎます…

 

羽田からは青森までJALで帰ったので特段珍しくもなんでもないので省略します。

何れにせよ日本は6月の梅雨時でジメジメムシムシして非常に嫌な天気が続きますが、ギリシャはひたすらいい天気でカラッとしているので、梅雨逃れの逃避行にはおすすめです。ただしかなりきつい太陽光なので、必ずサングラスと団扇が必要です。

 

今回のトータルコストは約18万。すべて自分で手配して、極力最安値になるように3日ぐらい練ったのですが、ホテルをもっとケチれば10万少々で地方からも行けそうです。

仕事柄閑散期なので、有給も取りやすい6月に海外逃避行は癖になりそうですねぇ…

 

以上で2018年のバカンスでした。2019年はどこへ行こうかな???

2018エーゲ海バカンス(その5)

2018/6/5

 

今日はサントリーニ島からアテネへの移動日です。

 

サントリーニ島からアテネギリシャ本土へは高速船、在来船、夜行船と飛行機がありますが、荷物がそれほど多くないならば飛行機も検討の範囲になります。

ギリシャレガシーキャリアであるエーゲ航空のほか、バカンスシーズンは各国のLCCも乗り入れていますので、割と選択肢が多いのがポイントです。

今回は荷物があるのと、船のほうが若干安かったので高速船にしました。

 

まずはイロステファニからローカルバスでティラのバスターミナルを経由してフェリーターミナルまで向かいます。相変わらずごった返しています。

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この日もバスの行き先が急に変わったりして、ダイヤがあってないようなものなので、厚かましい顔でフェリーポート?ポート?って聞いて図々しく乗っていかないと乗れません。ここはギリシャ。日本のように大人しく待つということをしてはいけません。

大人しく待っていたら置いていかれます。というか置いていかれたので厚かましい顔で聞きました。半ギレで。

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今日の船はSEAJETSのチャンピョンジェット2です。

津軽海峡でも同型船が「ナッチャン」として就航していましたが、エーゲ海では結構メジャーな高速船として大活躍しています。

かなり人が多い中、まさかの船が遅延しているということで、ひたすら炎天下の中待ちます。この間にも各社の船が頻繁に出入りするので、果たして自分の乗る船はどれだ?と半信半疑になりながらも、ギリシャ語の放送に耳を澄まします。理解できませんでしたが。

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傍から見ると難民船です。遅れて来たので、2隻の乗客が入り乱れてとんでもないことになっています。これでカーフェリーなので、車もクラクション鳴らして煽るわ、割と大真面目に地獄絵図でした。

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後ろの方から進むのに時間がかかりますし、遠慮なくバスがバックしてくるのでとんでもない事になっていました。バカンス、恐るべし・・・

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中に入っても全然進みません。階段一つしか無いので進むはずもなく・・・

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なおスーツケースは車積載スペースに無理やり仮設のラックを用意して、ここに置けということでした。完全に不用心なやり方ですが仕方がないです。

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当然ですがかなり混んでいます。当初指定された席も中国人団体のど真ん中であまりに居心地悪かったので、船員に席チェンジ出来ないか聞いたところ、金を払えばチェンジ出来るということで、事務室に行って席をチェンジすることにしました。

この際金さえ払えば多少マシな席に移動できるならしてしまいたい勢いで混んでいます。

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そして出てきたのが補充券のアップグレード乗船券。ここまでは良かったのですが、アップグレードされた席で船員に見せたところ、何書いているかわからん!って言われました。何書いているかこちらもわからん!金はあそこで払った!と言ったところ苦笑いされて好きな席に座っていいよとのこと。

確かに何書いているかわからんですねこれ。

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アップグレードした席はガラガラでリクライニングもするので非常に快適です。

一旦最安値の席で事前に予約して、船内の状況を見て船内アップグレードというのも手段として頭の片隅に入れておいたほうがよさそうです。

とにかく最安値の席は混んでいてお話になりません。

ちなみに船内のテレビでは衛星放送でメーデーをやっていました。縁起でもない。

 

サントリーニ島からいくつか寄港してアテネ近郊のピレウス港には3時間程で到着。時速65km/hでエーゲ海を飛ばすのでかなり速いです。

 

ピレウスからは地下鉄で移動します。券売機もあるのですが、この日は全部故障していたので仕方がなく長蛇の列の窓口へ。窓口の人が思いっきりスマホで電話しているので例によって列が進みません。この国はフリーダムであります。

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落書きだらけの地下鉄で市街地まで向かいます。地下には一切潜りませんでしたが、地下鉄です。

 

【vol5.ホテル】

www.booking.com

今回は一泊だけなので、出来るだけ中心街に近いところでホテル探しをしたところ、出来たばかりのよさそうなホテルを探し当てたのでここにしました。

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ここのホテルのオーナーであるマダム、実は出発前からかなり頻繁にメールをくれて、気配りが最高の方でした。到着したときも笑顔で迎え入れてくれて、暑い中ようこそとキンキンに冷えた水を冷蔵庫から出してくれたりなど、大変いいホテルでおすすめです。

シンタグマ広場までも徒歩5分ですし、中心街の一等地の建物を改装したホテルですが、ICカードセキュリティは心強いです。

 

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ということで、シンタグマ広場です。つい数年前までここで大規模暴動があったのが記憶に新しいですが、今はご覧の通り平和です。平和ですが、政治団体が細々とデモしていたのでまだくすぶってはいるようですが・・・

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丁度衛兵交代式の時間だったので見学しました。スカートの制服なのが特徴的ですね。

暑いので、見張りの兵隊さんが汗を拭いてあげていました。大変そう・・・

 

この日は船移動でだいぶやられたので、早々に寝ることにしました。

 

(その6に続く)

2018エーゲ海バカンス(その4)

2018/6/4

 

きょうはサントリーニ島に滞在するだけの日です。

朝はゆっくり起きて、バルコニーで絶景を眺めるのが一日の始まり。

なんならこの島にずっと住んでいたい、そんな絶景です。

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このホテル、メイドさんがおはようってかなりいいタイミングで朝ごはんを自分の部屋まで持ってきてくれます。エーゲ海の絶景を見ながら一時間ぐらい掛けて朝ごはん。本場のギリシャヨーグルトを食べながら。なんと贅沢なんでしょう。

youtu.be

どっかのTV番組であったそれらしい曲を載せておきますので、これを聞きながら朝ごはんを食べるの最高にいいですね!

 

この日は島に滞在するので、ゆっくり10時半ぐらいから行動です。

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まずはホテルからの絶景。最高に気持ちいい。最高。エクセレント。

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バルコニーに猫が来て寝てしまいました。ゆる~い時間が流れています。

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イロステファニからティラの街に歩いていきます。

ガラス細工の工房だったり、ギリシャコーヒーの店だったり、絶景を眺めながらゆっくり散歩です。

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イロステファニのギリシャ正教会。青い屋根が特徴的な島の中でも控えめな色合いでこれも素敵。

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絶景の道をひたすら歩きます。というかここに座って怖くないの・・・

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断崖絶壁のところはロープウェイがありますので、これに乗ってオールドポートにおります。片道4EURで高いですが観光地価格で仕方がなし。

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オールドポートは崖の下の入江にあります。主に観光船とクルーズ船の発着地のようですので、観光船の値段を聞くと安くても20EURから。高くて手が出ません。

たぶん普通の日本人だとポイって出せる20EURですが、この旅は貧乏旅行なので出ないのです。残念。

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そのかわりと言ってはなんですが、上りはドンキー(ロバ)に乗って街まで向かいます。片道4EUR+仕切り屋のおっさんに2EURチップでせびらる。仕方がなくチップを払いましたが、できるだけポケットに少額しか入れないでおいて、これしか無いって言ったほうが吉です。最初10EURせびられましたが、ポケットにたまたま2EURしか無かったので、これとクレカしかない~って諦めさせました。あくどいなあ(苦笑)

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つづら折りの階段をドンキーに乗って登ります。おもむろにお尻を振り始めたらう◯このサインなので、掛けられないように注意!道の茶色いのはそれです。

 

ティラの街では明日乗る船のチケットのチェックインが必要なので、船会社契約の旅行会社のカウンターに向かいます。このチケットが大変面倒で、あっちこっちたらい回しにされたので備忘的に地図を載せておきます。

 

明日乗る船はSEAJETSという船なのですが、船会社が多岐に渡ってあるので、SJ以外にも昨日のゴールデンスターフェリーだったり、ヘレニック郵船グループだったり、その船会社によって契約している旅行会社が違う上に、店先にロゴを掲示していてもそれはチケットの発売だけしかしていない代理店だったり、チェックイン引き換えまで代理してくれている店だったりと聞かないとわからないのが非常に難解でした。そして混んでいる。

最初適当にSJのロゴを掲示している旅行会社に行ったら違うと言われ、彷徨ってまたその旅行会社の別のスタッフに聞いたら、発売しかしていないので、上記の地図の旅行会社に行けばいいと言われました。

非常に分かりづらい上に混んでいるので、これは確実に前日時間があるときにやっておかないと大変なことになります。

ちなみにこのNOMIKOSトラベルはSEAJETとゴールデンスターフェリーのチケット引き換えを行っておりますが、この他にもう少し街中のペリカントラベルでもやっているみたいです。ある程度時間に余裕を持ってチケットの引換を事前に行うことを強くおすすめします。

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これがやっとこさ発券できたチケット。事前に印刷したチケットはあくまでもお客様控えなので、これにチェンジしないと乗れませんし、港は非常に混みまくっていて時間までにチェンジできないと船に乗れないシステム。
 

さて、チケット関係を片付けたので、ティラのバスターミナルからイアまで行きます。

ティラのバスターミナルは観光客でごった返していますが、チケットは車内で車掌から購入するシステムなので、oiaと行き先を書いたバスを探しますが、バスが適当すぎるので聞きまくることをおすすめします。突然行き先変わりますし・・・

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 どこから持ってきたのか相当ボロいバスです。少なくともこの島以外では見たこともないボロさです。

 

ティラからイアまではバスで2.3EUR・約45分程度です。閑散期はもっと速いと思いますが、バカンスシーズンは渋滞もあるので、結構時間がかかります。

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断崖絶壁の狭隘な道を進んでいきます。この島は火山島なので、基本的に岩ばっかりです。

 

【イアの街】

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大型の路線バスや観光バスがひっきりなしに来ますが、基本的にちょっとした広場しかないので、折返しのバスは何回も切り替えして方向転換します。

で、適当に止めてある原付バイクを当たり前のようにバスのケツでぶっ倒して出ていくの本当に雑で見ていて面白いです。おいおいおいって思いますけども。

広場から細い道を登っていくと教会があって、更に奥に行くと土産物屋ですとか、超高級ホテルが狭い崖にみっちりとあります。

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手作りの土産なんかも沢山あるので、眺めているだけでも楽しいです。

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ちょっと脇道に入るとこの絶景。いわゆるインスタばえする風景が広がります。

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こがね丸…ではなくゴールデンスターフェリーが絶景の中をゆっくり航行しています。

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サントリーニ島といえばもうこの景色じゃないでしょうか。青い海、青い教会、白い建物、世界的にも大変有名な絶景を心ゆくまで眺められるのは一人旅の醍醐味です。

エーゲ海の爽やかな風に吹かれながら、ゆっくりと眺めているだけで幸せになれます。

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この島は白い建物が下から見ると雪が積もっているように見えるとも言われますが、上からでも青い空に白い建物は非常に映えます。

この景色、見ているだけで満足してしまうので実はあまり写真を撮っていません。それだけ絶景です。そこそこの絶景だと写真撮るのですが。

 

ちなみにサントリーニ島のイアに泊まるならば、少なくとも20万、高いところだと100万前後(一泊あたり)かかります。洞窟ホテルですとか、そういうのもあるらしいので、お金持ちの方はぜひ泊まってみてください。私は宝くじでも当たったら泊まります。

 

さて、だいぶ暑くて歩いたので、ホテルに戻ってゆっくりします。

ホテルの部屋からゆっくり海を眺められるのは大きなメリットですね。

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ホテルの裏にある店でサントリーニワインとおつまみを買って、ゆっくり沈みゆくサンセットを眺めます。サントリーニ島のサンセットは世界一美しいとも言われますが、自分の部屋で最高のサンセットを眺めるのは実に贅沢。
海をゆっくり船が進むのを見ていてもいいですし、何もしないで景色をただ眺めて時間を気にせず思い思いに過ごす、日本にいるとまず出来ない贅沢な時間の使い方だと思います。

忙しい日々から開放されて、ゆっくり休むのがバカンスと言われますが、今の日本人は非常に多忙なので、こういう時間の使い方を率先して取るのがいいのではと思います。

 

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日没後はホテルの裏のレストランでゆっくり晩酌。サントリーニ島地ビールであるドンキービールをいただきます。どちらかといえばベルギービールのようなフルーティーな味わいです。ケチケチ貧乏旅ですが、お酒だけは外せません。

 

(その5に続く)

2018エーゲ海バカンス(その3)

2018/6/3 ミコノス島→サントリーニ島

 

ミコノス島の朝は非常に遅いです。朝9時に起きて朝飯を食べに街に出ると誰もいません。静かにゆっくりと街の時間が流れています。バカンス客は夜な夜なクラブで騒いでこの時間は誰も出歩かないようです。

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朝は手短に近所にあったパン屋でクロワッサンとコーヒー。泊まったホテルは朝飯なししか選択肢が無いのですが、近所にパン屋やピザ屋があって朝から営業しているので特段問題はありません。

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時間はたっぷりあるので、また散歩をします。10時前なのに全然人がいないので、ある意味歩きやすいかもしれません。リトルベニスまでは歩いても15分かからないので、ぐるっと中心街を散歩するにはちょうどいい時間と距離です。

そんなこんだしているうちに時間になったので、ホテルを出発します。ホストマザーのマリアさんがバス乗り場まで見送ってあげると言ってくれたので、バス乗り場まで一緒に行くことになりました。

で、マリアさんがバス代出してあげるから気をつけて、またおいで!と太っ腹な対応。本当にこの島はバカンス地言えども人情深くていい島です。お言葉に甘えてフェリーターミナルまでバスに乗りました。

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ところでこの島はそれほど大きくは無いので、狭隘な道が続くのですが、遠慮なく観光バスタイプの大型車が路線バスで走っています。

そもそもとしてバスターミナルが激狭で、目の前にあるカフェの客席ギリギリまで詰めて止める程度に狭いのですが、ラフな運転手はあーでもないこーでもないと電話しつつ、運転手の趣味?の音楽をガンガン掛けて突っ込んでいきます。とことんフリーダムですが、それもまた面白いです。

 

【ミコノス島・ニューポート】

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ミコノス島発着の大型船は島の外れにあるニューポートからです。大変多くの客が船の到着を待っていますが、今回はDirectFerryでネット発券出来る船を選んでおいたので、特段チケットを購入したり引き換えたりする必要はありません。

というか、港にも各社の窓口があるのですが、基本的に大混雑しているので、日本で事前決済・事前発券が賢いと思います。

ちなみに今回はゴールデンスターフェリーを選びましたが、チェックインは必ず必要で、スマホから船会社のサイトにアクセスして、PNRとネームを入れてチェックインすると、QRコードが表示されるので、それをスクショして保存するとチェックイン完了。乗船時に係員に見せるとQRコードをスキャンして乗船手続完了となります。

会社によっては先の通り窓口でチェックインが必要だったり、チケットの引換が必要だったりと二度手間になる会社もあるので、事前に調べて置かないと最悪乗れないこともあるので要注意です。

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今回はドケチ貧乏旅行なので、各社の中で一番安い離島各駅停車かつ在来船、更に一番安いチケットを購入しました。ミコノス島→サントリーニ島で約6000円。繁忙期なのでかなり高いですが、これが最安値。

このチケット、座席ありかと思っていたのですが、なんと座席なしデッキのみ自由席というなかなかハードなランクだったことが乗船後に判明。これが最高によかった結果オーライだったのが幸いで・・・

なお、このゴールデンスターフェリーはなんと日本の中古船。佐渡汽船のこがね丸を魔改造して、エーゲ海航路で現役バリバリ頑張っているんですね。エーゲ海には日本の中古船が沢山動いているので、もし日本の船に興味があれば、ネットで調べて狙って乗るのもありだと思います。

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12時45分時刻どおりにミコノス島を出港。入口の係員に言われるがままサロン席に行って座るものの、あんたの席は外!アウトサイドデッキ!チケットにデッキって書いてあるでしょ!って言われて室内から追い出されてしまったので、デッキに移動です。

ミコノス島からパロス、ナクソス、イオスの各島に寄港しながらサントリーニ島まで向かいます。

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このデッキ席、外れかなと思ったのですが、さんさんと降り注ぐエーゲ海の太陽が非常に気持ちよく、ひたすら日光浴しながら移動できるので実は大当たり席のようです。

靴を脱いで、上半身裸で日光浴をする人が多いので、それに混ざってエーゲ海を見ながらひたすら日光浴です。最高に気持ちいい。そしてデッキのスタンドでビールが売ってある。罪深いフェリーです。

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のらりくらりゆっくり進む船ですが、ガンガン高速船に抜かされていきます。特に急がない旅なので、ゆっくり景色を見ながら日光浴します。

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島に立ち寄ると室内からも景色を見に乗客がデッキに集まってきます。

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各港は基本的に小さいので、入れ代わり立ち代わりで船が発着します。結構な頻度で発着するので必ず船の入港と出港がきれいに重なります。お互い手を降ってみたりとか。

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立ち寄る島々で色々な表情があります。ミコノスとサントリーニは最近日本でも知名度が上がってきましたが、まだまだナクソスなんかは知名度が低いので、穴場的な島かもしれませんね。

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小型の高速船は60km/hでかっ飛ばすようです。運賃はめっちゃ高いけど速い。

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だいたい一時間に一回ペースで島に寄港して行きます。約5時間の船旅ですが、ゆっくりエーゲ海の太陽を浴びて物凄く気持ちよかったです。先を急ぐ高速船もありですが、旅程に余裕があるならば在来船のオープンデッキを強くおすすめします。

この上ない贅沢な5時間が楽しめます。

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サントリーニ島に着く頃にはだいぶ太陽も傾いてきました。黄金色に輝くサントリーニのニューポートとこがね丸、ではなくスーパーフェリー。

ちなみに、サントリーニ島のニューポートからは船に接続するバスが出ています。つづら折りになった崖の上を登るにはバスかタクシーしか事実上手段がありませんので、接岸・下船したら「ティラ」と運転手が叫んでいるバスに乗るとOKです。

運賃は2EURちょっとなので、バスをおすすめします。なお、行き先はギリシャ語で書いてあるので、躊躇なくティラ?アイランドセントラル?と聞いてバスに乗り込まないと席が無いので注意。

 

【サンセットホテル】

www.tripadvisor.jp

 

サントリーニ島の中心街からちょっと奥、イロステファニにあるその名もズバリサンセットホテルを手配しました。貧乏旅行にしてはかなり値段が張るホテルですが、サントリーニ島のホテル自体が超高級ホテルばかりで一泊20万は下らないので、かなり格安な部類に入ります。

ケチなので中心街から歩きましたが、これも素直にバスを使えばよかったですね、中心街から石畳と階段が続くので、間違いなくバスかタクシーを使ったほうがいいです。

家族経営のホテルのようで、かなりラフな若夫婦が受付してくれました。暑いからワイン飲む?ってサービスしてくれてありがたや。

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なんと言っても、自分の部屋の前からこの絶景を独占できるの、多分人生の中で一番贅沢な景色のホテルです。やすいと言いつつ一泊2万ぐらいしますので、いい意味で期待通りでした。

この日はだいぶ日も傾いてきていたので、ホテルで世界一美しいと言われるサントリーニ島のサンセットを眺めることにしました。

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ヨーロッパ随一のバカンス地だけあって、この島の人はかなり贅沢な時間の使い方をしています。これは確かに絶景でリピーターが多いわけです。

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サントリーニ島名産のサントリーニワインで乾杯です。爽やかでフルーティーな美味しいワインですが、この島でとれたぶどうを使っていて、島だけしか流通しない希少なワインだそうです。絶景を眺めながら冷えたワインでゆっくり日没を眺めるの、贅沢すぎますね。

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この日は残念ながら水平線に雲が出てしまったのですが、日没後に太陽と雲の屈折で非常に幻想的な色合いになりました。とんでもない色彩感。この色は日本で見ることは絶対ないと思います。

 

いかんせん自分の部屋の前からこの絶景なので、納得するまでひたすら眺めていられます。この日は近くのギリシャ料理屋で肉料理を食べて就寝。いい風景を眺めるだけの一日、悪くないです。

 

(その4に続く)

2018年エーゲ海バカンス(その2)

2018/6/2 DOHドーハ→JMK(ミコノス島/ギリシャ

 

2018年から新規就航したミコノス島線ですが、就航4日目で早々に乗ることになりました。全てはカタール航空のDMのせい。知らない地名を出して調べさせてちゃっかり発券までさせる悪どさには頭が下がります(褒め言葉)

 

ドーハのホテルを早朝にチェックアウトし、なぜか高級ホテルなのにロビーで白タクの勧誘を受ける意味不明な儀式を無視して、ホテルのフロントに国営タクシーを手配してもらいました。

 

【DOH→JMK】

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カタール航空設立時界隈から飛んでいるボロのA320-200でしたが、ガラガラで快適。ちゃんと機内食もありますし、あまり就航前のプロモーションがよくなかったのか搭乗率3割といったところ。その後のプロモーションがよかったのか2019年も夏季臨時便で飛ぶようです。所要時間は約4時間。エーゲ海の島を見ながらのフライトはなかなかいいですね。

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エーゲ海の小島、ミコノス島に到着。オープンスポットしかないので、強制的にタラップで降ろされます。いい天気でこの時点でエーゲ海最高!ってなります。

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降ろされたらそのまま歩いて建物まで行って、いきなり入国審査です。こういう入国の仕方は人生で初めてでした。

 

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ミコノス空港はただの公民館みたいな小さい建物で待合室も殆ど座席がありませんし、本当に離島の空港そのものです。すごく開放的でいい感じですけどね。

玄関を出た所にギリシャコーヒーのスタンドがあったので、とりあえず一服です。猫が何かちょうだいって椅子に座ってきました。かわいい。

フライト中にホテルのホストマザーであるマリアさんからSMSで「空港に迎えに行こうか?」とメッセージが来ていましたが、格安スマホ+格安SIMでSMSが送れずお迎えは無し。バスもあるが、30分歩けばホテルに着くみたいなので、スーツケースゴロゴロしながら山をおります。

 

歩けばいいやと思い立ってみたものの、いざ歩くと歩道は無いし、交通量が思いの外多くて結構大変でした。風景はいいんですけどね。

2EURぐらいで空港と街中をシャトルバスが結構な頻度で走っているので、そちらを使うのをおすすめします。

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歩きながらこんな写真を撮りつつホテルへ。日差しが最強に強い。

 

【ホテルガリニ】

www.expedia.co.jp

ミコノス島はバカンスリゾートでホテルが物凄く高いので、安くて良さげなホテルを探すのに苦労しましたが、ここのホテルは家族経営の小さいホテルで朝食等をカットして一泊100EUR(当時のレートで13,300円ぐらい)とほぼ最安値。

ホテルに着くとご主人が上半身裸で花に水やりしていて、ホストマザーは買い物に出かけてるから水でも飲んで待ってて!とフリーダム。それでいいです。高級なサービスよりも家庭的な感じに好印象です。

 

ホストマザーが帰ってきたので、鍵と簡単な説明を受けてお部屋。狭いけども風通しが良くてまるで家の感覚。

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中心街ながら、少し奥まった路地にあるので人通りも少なくていいですね。

窓を開けていると猫が入ってきますが。

 

【ミコノス島散策】

マリアさんから島の地図をもらったので、適当に散策します。

それほど大きい島ではないですし、繁華街もこじんまりとしているので歩きやすい印象です。

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ホテルの路地でこんなロケーションです。いいですねぇバカンスって感じです。

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歩いて10分もしないでミコノス島の有名な風車に着きました。カトミリの風車という名前があるそうで、大昔は島の風を利用して小麦を挽いていたとか。今はしていないようです。ここからの夕日が絶景のようなので、日没前に再訪しましょう。

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風車の近くの店では看板娘がかき氷を作っていました。そして自分で食べていました。売らないのかよ!

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白と青のコントラストが素敵です。そして、扉のノブは各家でデザインに凝っています。

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太陽さんさんで非常に暑いので、割と賑わっていたフローズンヨーグルトの店に入ってみました。ギリシャヨーグルトのフローズン、これ非常に美味しいです。これ今回のイチオシですよ!

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ひたすらぶらぶら街を歩きます。

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ギリシャ正教会の小さな建物も街の片隅にあります。

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歩くこと1時間でオールドポートに着きました。古い港なので、ビーチの連絡船等の発着しかありません。

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この島、猫が非常に多いのですが、人がいようがいまいが、好き勝手お昼寝しているので面白いですね。気持ちよさそうに寝ています。

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ちょっと路地の奥まで進んでみましょう。いたるところにベンチがあったりするので、疲れたらジェラートでも食べてゆっくりする、そういう島で気が楽です。

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かなり路地まで進みましたが、こちらは生活圏なので観光客も入ってこずかなり静かです。

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地元の小学生もぼけーっと日陰で暇つぶししています。すごく平和ですね。

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細い路地を更に進みます。どこもいい感じの雰囲気でゆっくり巡るのがいいですね。

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通れません。

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この島はセンスのいいお店が多いですし、路地でも爽やかな海風が吹き抜けるので、写真を撮りながら散歩します。

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この島の猫が一番幸せそうです・・・

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たまに「誰だお前は」と迫ってくる猫もいます。

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でも基本的に寝ています。

 

さて日もだいぶ傾いてきたので、風車に向かいます。

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日が傾くと、白い壁が黄金色に輝きます。時間によって街の色が変わるの、本当に素敵ですね。

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こう見ると夕方っぽいですが、日没は20時頃なので、すっかり夜なんですね。

夏至の時期は遅くまで観光ができるので、ヨーロッパの旅行シーズンは夏至の頃だと思います。冬は16時で真っ暗ですしね。

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沢山の人がサンセットを見にやってきました。5分、10分と黄金色に変化していくのを眺めているだけで大変贅沢な時間です。

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いよいよ日没。カップルが多いですが、気にしたら負けです。

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静かに、思い思いにサンセットを眺めます。

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夕食はリトルベネチアにあったイタリア料理のお店で。

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夜になるとミコノスタウンは一段と活気が増してきます。クラブなどがオープンし、夜な夜な大賑わいらしいですが、歩き疲れたのでホテルで寝ることにしました。

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クラブで騒ぐのも良し、ゆっくりホテルで寝るのも良し、日本にいるとあれをしなきゃこれをしなきゃと考えるものですが、そういう束縛から開放されるのがバカンスなのかなと思います。

とにかく治安が物凄くいい島なので、思い思いに過ごすことができるのがいいですね。

 

(その3に続く)

2018エーゲ海バカンス(その1)

勢いのあるうちにまとめてしまいたいので、2018年のエーゲ海バカンスの記録もぼちぼちまとめておきたいと思います。

 

6月といえば梅雨時で日本はジメジメムシムシ天気も微妙。日光浴がしたいと思い立ったのと、丁度2018年夏スケジュールでカタール航空さんがミコノス島行きの路線を新規開設したので安かったという、至極単純な理由で行き先を決めました。

 

2018/6/1 AOJ青森→HND東京・羽田→DOHドーハ

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言わずもかな定番コースです。A350-900はエコノミーでも座席が割といいので、長時間の飛行でも特に混んでいる以外は不満がありません。成田線に入っている77WことB777-300ERも2017年ぐらいから入れ始めた機材は座席も新しくていいんですけどね、こればっかりは機材繰りで当日ボロか新品かがわからないのがネック。

 

2018/6/2 DOHドーハ

ドーハのハマド国際空港はどちらかと言えば乗り換え拠点的な場所ですので、外に出ることはあまりないかと思います。でも外に出てみたくなるのが性で、あえてトランジットタイムを24時間取ってドーハに一泊しちゃいましょう、と思い立ってしまいました。

思い立ったのが全ての元凶なんですけどね。

 

【スークワキーフ】

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重たい荷物をホテルに投げて、早速観光します。

ドーハのマーケット的なところですが、これ見た感じ古いものの、実はそれほど古くはない場所です。一応観光するところもそれほど多くはないので、一番の目玉的存在にはなるかと思います。

もしも空港から直に行く場合は路線バス(カルーワ国営バス)の777番系統がこの近くまで行くので、スークワキーフに行きたい旨を運転手に言えばOKです。

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商店はある程度「日用品」「布生地」「お土産」「飲食」「鳥」等別れていますので、通りには一応同じような店が並びます。不思議な柄のスカーフがありました。

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基本的にカタール人はありえない程の金持ちなので、こんなリアカーの荷物持ちのおじさんがいます。契約しているのか、都度依頼するのかわかりませんが、大量の荷物をもたされているおじさんがちらほらいました。

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鳥エリアでは伝統衣装のカンドゥーラを着た子供がいました。鳥エリアって何があるの?と思いますが、普通にインコとかの鳥です。ピーチクパーチクうるさいだけです。

ちなみにオリックスは別の場所で厳重に飼育されて売っているらしいです。鷹が有名らしいですね、この国は。

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これは中東では割とメジャーな「デーツ」というフルーツらしいです。どんな味なのかは食べたことが無いのでわからず。

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近隣諸国の民芸品なんかも売っています。これはイラン製の民芸品。実はこれに目をつけていたのですが、2018年冬は鍋敷が新たにレパートリーに入っていて、鍋敷を買ってしまいました。使いますしね。(鍋敷15リヤル=450円ぐらい)

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生地屋が一番人が集まっていましたが、特に買い物するわけでもなく、店主と雑談している感じでした。ここのスークはまるで商売っ気が無いので、接客は一切ないですし、欲しいものがあった場合は店主を店の中まで呼びに行っていくらか聞くことが必要です。値札ついていないのも多いですしね。

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中東といえば砂漠なので、こんな感じでらくだの金(メッキだと思う)の置物なんかもあります。

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アラブ人の灰皿。もはや自虐レベルですが、結構かわいいので2018年冬にアラブ人マグカップセットを買ってしまいました。非常に飲みにくいデザインなので、買う時点でペン立てにする気満々で買って、実際今家でペン立てになっています。

 

で、ここまで来てめちゃくちゃ熱い!暑いじゃなくて熱い!

外気が50℃近くまで上がっているんですね、コンクリートからの反射でもうそれはサウナ状態でただ歩くだけで体力をゴリゴリ消耗します。

せめても水ぐらいは飲みたいなと思ったんですが、

 

ラ マ ダ ン 真 っ 最 中

 

道理で水の一つも置いてありません。飲食店も全て閉まっています。

歩く人も当然まばらで物凄く閑散としている訳ですね…

軽く熱中症になりながら、とりあえず水を求めに彷徨うが、一切飲食物は無い。

試しに駄菓子屋に聞いたら「夜になったら出すから今は無理」と。おいマジか。死ぬぞ。

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もう熱くて歩くのも限界です。可及的速やかにタクシーを捕まえてホテルに戻ります。

タクシーのおっちゃん(インド人)に今何度って聞いたら50℃ぐらいって言ってたのは強烈に記憶に残っています。

 

【DoubleTree by Hilton Doha Old Town】

ドーハのホテルは日本の1/3ぐらいでヒルトン系とかに泊まれるので凄いですね。

遠慮なく1万円ぐらいでヒルトンに泊まってしまいます。

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ここは中東カタール。厳重な手荷物検査、ではなく、機械を通すだけの簡単な検査をくぐってホテルに入ります。ところでこの国は喫煙ルームがOKな国ですので、今や希少な日本のヤニ族という少数民族にも寛容です。

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さすが五つ星ホテルだけあって綺麗で広いお部屋です。そしてポーターがいて荷物を運んでくれるのですが、暫く高級ホテルに泊まっていなかったので、すっかりチップを忘れていました。あとから捕まえて平謝りでチップ渡しましたが。

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砂嵐で窓が汚いのが非常に残念ですが、ホテルからこんな感じで海も見えます。

繰り返しますが砂嵐で視程不良ですが。

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マルチプラグの使い方がわからなくて四苦八苦した結果、レアなタイプだったことが判明。この使い方初めて・・・

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基本的に絶対使わない冷蔵庫のミニバーに手を付けてしまいました。もはや街中では明るい時間帯に一切飲食物を売ってくれないので、これしか救いがないので仕方がないです。水のありがたみを人生で一番体感した日だと思います。なお水一本30リヤル=900円・・・

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暑くて汗だくなので、昼間から水風呂に入ります。なんて贅沢なんでしょう。こうでもしないと我々日本人は大真面目に熱中症になります。

 

ひとっ風呂浴びたところで、ロビーにスタバがあったのを思い出して行ってみました。

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閉まっている・・・

フロントに聞いたら「ラマダン中だから閉店だよ」ですって。まじかよ・・・

強制的にラマダンに参加させられて、昼飯は抜きになりました。あーあ。

 

【デザートサファリツアー】

デザートは食後のデザートではなく、英語で砂漠のことを指します。特に美味しい果物を食べるツアーではありません。

ランクルでホテルまでお迎えが来たので、それに乗って一路砂漠へ行きます。

ドーハ市内から約1時間でメサイードという街まで向かいます。この街の奥に砂漠が広がっているんですって。車窓はひたすら油田。運転手に日本のガソリン価格を聞かれたので、包み隠さず140円ぐらい=5リヤルと言ったら驚いていました。そらあんたら値段釣り上げるんだもん・・・

 

油田とその関係の施設、その関係の人が住む家ぐらいしかありませんが、メサイードの奥に行くと砂漠と海の珍しいロケーションを開発して宿泊施設なんかもありました。

 

メサイードの砂漠入口でランクルを一旦降りて、アラブのお茶を頂いた後はラクダで砂漠を移動します。

ランクルはその先の平坦なところで待っていますよとのこと。

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 めちゃくちゃ目線が高いですが、よく調教されておとなしいらくだです。のこのこ砂丘を登っていきます。

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比較的なだらかなところをランクルがかっ飛ばして先回りしています。

我々らくだ組はのこのこ砂丘を行きます。それにしても日差しが強くて麦わら帽子を持っていってよかった・・・

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砂丘は当然さらさらした砂ですので、重要なのがタイヤの空気を全部抜かしてしまう。要はパンク状態じゃないと走らないということです。

砂漠の入口でタイヤの空気を全部抜かした上で砂漠をランクルでかっ飛ばしますが、200km/hでかっ飛ばすわ、砂丘でドリフトするわでめちゃくちゃスリリングで楽しいんですねこれ。パウダースノーを走っている感じですが、かっ飛ばさないと砂に埋もれてしまう場所もあるそうで、運転手が「おい掴まってろよ!」と本気で脅してきます。

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運転手兼ガイドのアミールさん。パキスタン人だそう。めちゃくちゃ親切でいい人でした。パキスタンにも遊びにおいでよとのことですがいつになるやら。

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砂漠を突き進むとインランドシーというサウジアラビアとの国境に着きます。

ここ一帯はキャンプもできるそうで、夜は満天の星を見ながらバーベキューして・・・なんてロマンチックな体験も出来るそう。最近は欧米人の隠れバカンスのスポットになってるとか。

 

ご覧の通りサウジアラビアとの国境になります。アミールさん曰く「サウジはうーん」とのことです。なるほど。

この後は海沿いを走って、メサイードの砂漠出口にあるオートスタンドで空気を入れ直してドーハに向かいます。

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カタールは元々砂漠ばっかりですので、必殺7車線他にクルマゼロ!というスケールの違いを見せつけてくれます。高速も無料。日本ともヨーロッパともスケールが違いますね。

 

ホテルに戻った後は日没まで待って、日没の時間にアザーンの放送を持って飲食物の解禁になるので街に繰り出しましたが、これと言って食べるものがなかったので、世界標準食になりつつあるケバブをパンに挟めて食べて寝ました。この時期食べ物がめちゃくちゃ豪華になるので高くて手が出ません。

 

ちなみにアミールさんプレゼンツサファリツアーはネットで日本語予約できるサイトから予約してみました。ざっと一万円ぐらいですが、日本では体験できないツアーなので一度見てみるのはありだと思います。

www.getyourguide.jp

 

(その2へ続く)